お見合いで「また会いたい」と思われる人が意識していること

「お見合いでは何を話せばいいですか?」

「どうしたら次につながりますか?」

結婚相談所で活動されている会員様から、最も多くいただくご相談の一つです。

初めてのお見合いでは、「失敗したくない」「良い印象を残したい」と誰もが緊張します。

そのため、「話題をたくさん用意しなければ」「沈黙は絶対に避けなければ」と考えてしまう方も少なくありません。

しかし、これまで多くのご成婚を見届けてきた中で感じるのは、お見合いで「また会いたい」と思われる方は、特別に話が上手なわけでも、ユーモアにあふれているわけでもないということです。

では、その違いは何なのでしょうか。

「楽しかった」より「安心できた」が大切

お見合いが終わったあと、お相手がもう一度会いたいと思う理由として多いのは、

「話がすごく盛り上がったから」

ではありません。

実際には、

「一緒にいて自然体でいられた。」

「緊張したけれど、安心して話ができた。」

「穏やかな時間を過ごせた。」

という感想が、交際につながることが多いのです。

結婚は、何十年もの時間を一緒に過ごす相手を探す活動です。

だからこそ、「面白い人」よりも、「安心できる人」が選ばれやすいのです。

相手に興味を持つことが、会話を変える

お見合いでは、「自分を良く見せなければ」と考えるあまり、自分の話ばかりになってしまう方がいます。

もちろん、自分のことを知っていただくことも大切です。

しかし、それ以上に大切なのは、お相手に興味を持つことです。

例えば、

「休日はどのように過ごされることが多いですか?」

という質問に対して、

「映画を見ることが多いです。」

という答えが返ってきたら、

「どんなジャンルがお好きなんですか?」

「最近ご覧になった作品で印象に残っているものはありますか?」

と、もう一歩踏み込んでみる。

質問を重ねることで、「この人は私に興味を持ってくれている」と感じてもらえます。

会話は、話すことよりも「知ろうとする姿勢」が大切なのです。

完璧に話そうとしない

「沈黙になったらどうしよう。」

「話が途切れたら失敗だ。」

そう考える方も多くいらっしゃいます。

ですが、少しの沈黙は決して悪いことではありません。

むしろ、焦って話題を変え続けるほうが、お互いに疲れてしまうこともあります。

一呼吸置いてから話す。

お相手の話をしっかり聞いてから返す。

そんな落ち着いたやり取りのほうが、「一緒にいて心地いい」と感じてもらえることがあります。

お見合いはスピーチの場ではありません。

二人で会話を楽しむ時間です。

「共感」が距離を縮める

お見合いでは、「正しい答え」を言おうとする必要はありません。

それよりも、お相手の気持ちに寄り添うことが大切です。

例えば、

「仕事が忙しい時期で大変なんです。」

と言われたら、

「お忙しい中、お時間を作ってくださったんですね。」

「それは大変でしたね。」

そんな一言があるだけで、お相手は「分かってもらえた」と感じます。

人は、自分を理解しようとしてくれる人に安心感を覚えます。

共感は、短い時間でも心の距離を縮めてくれるのです。

笑顔は最高のコミュニケーション

初対面では、誰でも緊張しています。

そのため、真剣になりすぎて表情が硬くなってしまう方も少なくありません。

ですが、笑顔には「あなたと話せてうれしいです」という気持ちを伝える力があります。

終始笑顔でいる必要はありません。

お相手のお話を聞いているときに優しくうなずくことや、自然に微笑むことだけでも印象は大きく変わります。

「感じの良い人だった。」

この印象は、お見合い後のご返事にも大きく影響します。

お相手を「評価する場」にしない

婚活では、つい無意識にお相手を評価してしまうことがあります。

「年収はどうだろう。」

「条件は希望に合っているかな。」

「プロフィールと少し違う気がする。」

もちろん、結婚相手として考える以上、条件を確認することは必要です。

しかし、お見合いの時間は「採点する時間」ではありません。

目の前のお相手がどんな価値観を持ち、どんな人生を歩んできたのかを知る時間です。

評価する姿勢ではなく、理解しようとする姿勢で向き合う方ほど、お相手からも良い印象を持たれています。

「また会いたい」は、小さな気遣いの積み重ね

「また会いたい」と思われる方は、特別なことをしているわけではありません。

時間を守る。

感謝の気持ちを伝える。

相手の話を最後まで聞く。

笑顔で接する。

相手の立場に立って考える。

こうした小さな気遣いを自然に積み重ねています。

結婚生活も、日々の思いやりの積み重ねです。

だからこそ、お見合いでも、その人らしい誠実さや優しさは自然と伝わります。

お見合いは「自分を選んでもらう場」ではなく、「お互いを知る場」

お見合いでは、「選ばれなければ」と力が入ってしまう方が少なくありません。

しかし、本当に大切なのは、自分を良く見せることではなく、お互いを知ることです。

「この人はどんなことを大切にしているのだろう。」

「一緒にいるとどんな気持ちになるだろう。」

そんな視点で向き合うことで、自然体の自分を伝えられるようになります。

そして、その自然体に魅力を感じてくださる方こそ、長く人生を共に歩めるお相手なのかもしれません。

私たち結婚相談所では、お見合い前の準備はもちろん、お見合い後の振り返りまで丁寧にサポートしています。

「何を話せばいいか分からない」「緊張してしまう」という方も、一人で悩む必要はありません。

一つひとつの経験を積み重ねながら、あなたらしいご縁を一緒に育てていきましょう。